最近は強引な訪問販売業者や宅急便などを装った強盗など、玄関から堂々と入ってくる犯罪者が増えています。堂々といっても、特別な怨恨や目的がない限り、できるだけ、犯罪がスムーズに成功する環境を選んでいます。例えば、玄関が道路から見えにくいとか、塀に囲まれているとか、或いは、門から玄関までのアプローチが長いとかです。
 そこで、住まいを建てる時、防犯の見地から玄関やアプローチを考えていこうと思いました。道路と玄関の高さがいっしょだと、案外、道路から入りやすいことが分かりました。そこに人が隠れるくらいの塀があると、死角になります。さらに、門から玄関までに距離があって、植え込みなどがあると、死角になり、潜むことも簡単にできます。
 我が家は、敷地内にガレージを作る予定ですから、その分、盛り土をした上で、建物の基礎工事をしています。そのため、
地面より2m近い高さがあります。最初、道路と敷地の境に門扉を設ける予定でした。それも、重厚な金属製のものを考えていました。しかし、外部の侵入者を防ぐための重厚な門扉が、むしろ玄関アプローチの閉鎖性を高めることになることに気付きました。門扉をやめて、開放的な階段にし、階段の左右には花壇を設け、そこに季節の花を植えます。玄関は、道路と平行に設置しました。玄関の出入りは、道路からの視線にさらされることになり、自然と防犯に役立ちます。
念のため、玄関内の扉近くに防犯ベルをつけることにしました。このベルを押すと、玄関の外で、大音響がします。もちろん、防犯には完全とはいえませんが、家族の安全を守る住まいの入り口である玄関ですから、世間の視線も味方にして、防犯を強化したいと思います。

7月 19th, 2012 | 防犯 | コメントは受け付けていません。