鍵といえば金属の鍵が一般的だ。一昔前では、合鍵を庭の石の下やボイラー口のそばに隠したりして、親が帰っていなくても子どもは鍵を開けて家に入れた。または紐に鍵を通して肌身離さず持ち歩く「鍵っ子」か。しかしどっちも防犯上、危険度はかなり高い。
なら、金属の「鍵」をなくしてしまおうとなったのか、最近では金属の「鍵」ではない、「鍵」が普及している。
車のキーレスエントリーのように、鍵穴に直接鍵を挿入しなくても、ドアノブに触れたり、ドアに近づくだけで鍵が開く商品だ。
カードキータイプの「鍵」は、ICカードだ。カードをかざしたり、近づいたりすると鍵が開く。これだとお財布やパスケースに入れておけるし、かざすだけで良いので、夜間など鍵穴や向きを探る必要もない。
カードタイプではなく、スマートキーと呼ばれる小さな端末(リモコンキー)を持ち歩くタイプもある。
カードをかざす必要もなく、ドアにつけられているアンテナに近づくだけで開錠される仕組み。もちろん、ドアから離れればまた自動的にロックされる。
鍵の閉め忘れも防止できるメリットがあり、リモコンキーの電池が切れても、所定の操作で鍵の開け閉めが出来る。リモコンキーは数個登録できるので、家族全員が持つことが出来るし、鍵を操作するのにかばんから取り出す必要もないので、雨の日や荷物が多くても楽ちんだ。
デメリットとしては、寒冷地などでは外にアンテナをつけられない場合があることと、自動ロック機能がついていると、うっかり締め出される危険がある。またリモコンキーが結構割高なうえ、合鍵のように手軽に店で作れない。家族分そろえたり、故障したりすると、一万数千円程度かかってしまう。
スマートキーやカードキーなど、技術の進歩とキーの値段は比例するが、その値段をカバーできるほどの機能がある。高いかそうでないかはひとそれぞれだが、一般の鍵に比べたらはるかに強固で安全な鍵ではある。

7月 15th, 2013 | 防犯 | コメントは受け付けていません。