以前のような純和風の住宅は数を少なくしてきました。最近では住宅のテイストが非常に多様化しています。それと反映するかのようにキッチンスタイルも非常に多様化しています。住宅の雰囲気や空間的広さに合わせて最適のキッチンスタイルを選択できるのです。私の母親がキッチンで家事をしている姿というのは常に背中だったような気がします。壁付けのキッチンで黙々と家事をしていました。話しかけてもコミュニケーションが取りづらく、またキッチンで家事をする母親にとって家事をしている間は孤独感を感じていたことでしょう。
最近一番人気のキッチンスタイルは、このようなスタイルとは真逆の対面式フルオープンキッチンです。キッチンで家事をする間は、その先に広がるリビングやダイニングに向かって行います。そこにいる家族と顔を合わせてコミュニケーションを取ることもできますし、大好きなテレビ番組を見ながら家事を行うこともできるのです。また吊り戸棚や壁などで空間を区切ってしまうのではなく、それらを取り除きLDKの一体感を高めることでより家族の繋がりを感じられるようになりますし、家事と育児の両立のしやすさも高められるのです。キッチンで家事をしながらリビングやその先に広がる和室にまで目が届けば、子どもを安心して遊ばせられます。
フルオープンキッチンは見せるキッチンとして最高のキッチンです。しかしその反面、調理中や調理後の片付いていないキッチンもリビングやダイニングから丸見えになってしまうのです。常にキッチンを片付ける習慣が身に付くかもしれません。自分が一番家事を行いやすいキッチンスタイルを取り入れましょう。

4月 5th, 2016 | 住まい | コメントは受け付けていません。